2017/08/10

ぶらり展覧会散策 No.6

会期:2017年8月8日(火)~8月13日(日) 会場:広島県立美術館地下1階ギャラリー
Nさんの、これが良かった Image photograph展2017を見て
写真展といっても普通の写真とは違う雰囲気の作品が並んでいた。同じ階で「被爆画家の見た風景、戦後生まれの画家の見た風景」展を行っていたので時々見ていた。絵画が写真に近づいた時期もあり、写真が絵画に近づいた時もあり、互いのジャンルでその良さを活かして追求した作家も現れていた。今回の写真展はフォトショップを使って自分のイメ-ジに仕上げてあり、光沢紙に、キャンバスに、和紙に、絹地にプリントされてそれぞれの風合いが違うのが興味深いものだった。講師の片岡司作品は絹地に屏風仕立ての作品でフォトア-トと呼ぶにふさわしい絵画を思わせる興味深い作品であった。絵画と写真の融合はまだまだ可能性を秘めた表現があるに違いない。

続きを読む »

2016/09/20

ぶらり展覧会散策No.5

会期:2016年9月20日(火)~9月25日(日) 会場:gallery718(広島市中区袋町7-18)
Nさんのこれが良かった その5 花野 均 個展「写実を紡ぐ」
だいぶ以前に作家本人から聞いていたので、楽しみにしていた作品展である。 花野さんは随分以前から知っており、作品もずっと見てきている。「写実を本気でやります」 と宣言しての個展であった。もともと花野さんの作品は画面密度も高く、相当手の込んだ 画面でかなり徹底した制作態度だろうと思って見ていたので、写実をやりますといっても、 変わったでしょうと言われても、そんなに違和感はなかった。「鳥の巣」の絵が数点あったが、 今回の一番見せたい作品のように思われた。野田弘志も磯江毅も描いており、 心に期す者があったのではないか。静謐とした写実は最近の表面を写すだけのものより、 実に迫ろうとした態度はこれからの精進が楽しみである。

続きを読む »

2016/08/10

ぶらり展覧会散策 No.3

会期:2016年8月4日(木)~8月9日(火) 会場:ギャラリ-宮郷(宮島町町家通り)
Nさんのコレが良かった その3 「かとう ゆみ曼荼羅原画展マンナカ ノ テン」
会場に入った瞬間、作品群は異様に輝いて見えた。近くでジ-と眺めると点と線の集合で仕上がっている。 作家が在廊だったので、いきなり、これは修業ですね、という言葉を発したら、そうです、という答えが返ってきた。 まさに一点一点ゲルインクペンで描かれている。ひたすら無心に闇を表す黒い紙に点を打つ。優しそうな女流作家が もくもくと点を打つ様は、まさに修業におもえた。曼荼羅は宇宙そのもの、ミクロからマクロを通して宇宙の神秘を 垣間見ようとする制作のようにおもえた。曼荼羅だからパタ-ンが同じになりかねないが、そこからその人独自の 曼荼羅が出来た時は、さらに面白い世界がと楽しみな展観であった。

続きを読む »

2016/01/30

ぶらり展覧会散策 No.3

会期:2016年1月27日(水)~2月2日(火) 会場:ギャラリーブラック     Nさんのコレが良かった その2  「渡部孝司絵画展」  大作3点を含む68点の展観である。小品はF0からF10まで、静物、花、風景、人物と幅広いモティフに意欲的に取り組んでおり、何でも描いてみようという熱意が感じられ気持ちの良い印象であった。人物に研鑽の跡がうかがわれる。大作は今まで追求してきた被服厰の赤煉瓦壁をバックに人物を配して密度が高い。バックと人物の間合い、空気感がでて、人物の研鑽がさらにすすむと、もっと見応えのある画面になり楽しみだ。

続きを読む »

2015/11/18

ぶらり展覧会散策 No.2

会期:2015年11月17日(火)~11月22日(日) 会場:ギャラリーG     Nさんのコレが良かった その2   「酒井一彦個展」   酒井さんは芸大の油画専攻であるが、在学中から日本画に興味があり、卒業後も創画会に出品している。グル-プ展や個展等で発表機会も多くあるが、自分が企画しての個展は今回が初めてだという。人物が主としたモティフで今回も人物、裸婦を中心とした展観になっている。裸婦作品は意図して細長くデフオルメされている。こういうかたちが好みだということだ。小品の花作品も数点あり、いずれも、しっかりとしたデッサン力に裏打ちされており、全体に色数を抑制しているが品のある作品群で心地よい印象だ。

続きを読む »

2015/11/04

新連載 ぶらり展覧会散策

会期:2015年10月29日(木)~11月3日(火) 会場:ギャラリ-宮郷     Nさんのコレが良かった   「有馬・秋山二人展」   宮島のギャラリ-宮郷で二人展が開かれていた。定年退職した同好の士で、7年毎年開いているという。 一人は有馬郷司という人で、水彩を教室で習っていて、現在は東光会に100号の大作を発表している。 退職後年1,2回は海外スケッチ旅行を行い、1回の旅行で4,5冊のスケッチをしているということだ。 今回の展示もスケッチ作品発表。もう一人の秋山敏男さんはかっての職場の上司ということで、三重県在住 であるが、2,3ヶ月に一度墨彩画教室に広島に来て、年一回、二人展を宮島で続けている。 墨彩画とやきものの絵付けの作品も並んでいる。退職後の趣味として、同好の士の二人展は見ていて 爽やかな展観であった。

続きを読む »

瀬戸内アートマーケット
わくわくつくログ
ひろしまアートMAP

最新の情報

»一覧

最近のコメント


Go Top