2017/09/22

ギャラリー風来坊 No.13

会期:2017年9月19日(火)~9月24日(日) 会場:gallery718(広島市中区袋町7-18-2F)
「第三日曜画家展 5」
筆者が会場に向かったのは2日目の午後。2階に入ると笑顔で迎えてくれたのが佐藤睦美さん。早速、取材許可を取り、取り掛かる。このグループは2010・2011年比治山大学短期大学部美術家科を卒業した者で構成されている。その有志で2013年から広島市内でグループ展を開催して今年で5回目。筆者は2回目だ。いや本当は3回目と言った方が正しい。昨年県立美術館で「あしあと展」を鑑賞しているから。今回のテーマは「FRAME」。骨組み、枠、縁、構成など日本語にすれば意味深い。今回の出品者は9名。各人の「FRAME」と自由テーマを日本画、洋画、立体、写真、イラストなど表現されている。とても新鮮で「綺麗」「上手」「かわいい」などの月並みな言葉では言い表せない若者の個性が光る。入口に「宣伝してください」と二次元バーコードもある。卒業後6~7年といえば、公私ともにちょうど忙しい時期だろう。この中で5年も続けてこられた「女子力」に敬意を表す。「継続は力」なり。

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2017/09/11

ギャラリー風来坊 No.12

会期:2017年9月10日(日)~9月17日(日) 会場:ラピスギャラリー(広島市中区本川町2丁目1-9川本ビル3F)
船越まなみ銅版画展「essai-エッセイ」
筆者が午後1時前に到着したときにはギャラリーに先客が2名。熱心に見ておられる。聞けば作家本人は、今日は不在。14日の木曜日にはおられるとのこと。事前に連絡していたので写真はOK。広い窓の外は緑豊かな本川河畔。自然光はこの時期心地良い。明るい店員さんとのトークは楽しい。作品は額装してあるものが30点、シートが約10点、整然と並んで見やすい。モチーフは「本」、「リンゴ」、「毛糸」など身近なものが多く、銅版画のモノトーンで心地よい。鉄筆でえぐられた線は固く、腐食で得られた面は柔らかく、偶然性もあり、私の好きな表現方法だ。事前取材では銅版画を始められたのは約20年前、3年前にはここラピスギャラリーでグループ展を、そして今回は初の個展だ。今回発表されている作品の制作時期は2010年から2017年と結構時間軸もある。まだまだ40歳代とお若い。これから先もっともっと飛躍が期待される。おっと店員さんと話している間に絵がまた売れた。

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2017/08/15

ギャラリー風来坊 No.11

会期:2017年8月12日(土)~8月13日(日) 会場:JMSアステールプラザ(広島市中区加古町4-17)
高校生が描いたヒロシマ/原爆の絵画展
8月13日(日)ギャラリートークがあり、会場に13時10分ころに着いたがすでに始まっていた。案内をいただいたのは基町高校教諭の福永弥生先生。彼女も被爆三世で祖父母が入市被爆されたと聞いた。「次世代と描く原爆の絵」は原爆被害の実相を後世に伝えていくとともに、被爆体験を継承していくため、広島平和記念資料館が平成16年度から取り組んでいる事業だ。広島市立基町高校創造表現コースの生徒が被爆体験証言者の被爆体験を聴き、何度も打ち合わせを重ね、また自ら資料を集め、約1年かけて「原爆の絵」を描きあげる。描き上げた絵は平和資料館に寄贈され、今後、証言者が修学旅行生などに被爆体験を話すときに使われる。写真は記録的で感情はあまりないが、絵は被爆者の証言と生徒たちの合作で、感情まで表現できている。「悲惨」を通り超えて「怨念」を感じるのは筆者だけだろうか。

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2017/08/15

西村不可止

文筆家やライターは「文字」で、政治家やキャスターは「ことば」で、
絵描きの私は「絵」で想いを表現します。
絵の上手、下手は無用の評価。
ぶれずに、ただただ真面目に描く。「至誠通天」
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2017/07/01

ギャラリー風来坊 No.10

会期:2017年6月28日(木)~7月4日(水) 会場:ギャラリー・ブラック
「ましかくサン」高田トシアキ展
高田トシアキ先生とは4年前の八千代の丘美術館の同期入館作家からお付き合いが始まった。今回は「噴水」、「鳥のいた場所」、「光粒子」、「気配」、「流れる」、「湾」、「散歩道」、「form&texture」のテーマに分かれ、の6×6版モノクロのフィルムを使い真四角なアスペクト比の中に先生の感性でその被写体の瞬間を切り取る。 2枚セットのもの9組18枚、6から7枚セットの51枚と計69枚で構成されており、見ていくほどに作者のメッセージが伝わってくる。 撮影年月も2005年から今年15日前のもの、撮影場所も利尻・礼文から屋久島まで、 まさに時と場所を超えた情熱が伝わってくる。初日のオープニング・ギャラリートークからの一コマを紹介する。

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2017/05/03

第40回記念グループ『集』展

会期:2017年5月2日(火)~5月7日(日) 会場:広島県立美術館 地階県民ギャラリー

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2017/03/16

ギャラリー風来坊 No.9

会期:2017年3月9日(木)~3月15日(水) 会場:広島県立美術館県民ギャラリー4~5室
「第51回ひろしま美術研究所展」
戦後広島では初の本格的美術学校として昭和35年に開設されている。以来、幾多の作家が育ち、 世に送り出している。講師陣も平面、立体、デザインなど幅広い分野に亘り一流どころがずらり。 逸材は出るべくして出ている。またここの特長として「臨床美術士養成講座」がある。 クリニカルアートとして医療・介護の分野でも貢献されている。今回は64名の102点が並ぶ。こちらはコース設定の日時からして働きながら学んでいる人とみる。仕事と学びの両立が出来なかった筆者はそんな若き日に戻れるものなら戻りたい。

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2017/03/16

ギャラリー風来坊 No.8

会期:2017年3月9日(木)~3月15日(水) 会場:広島県立美術館県民ギャラリー1~3室
「穴吹デザイン専門学校 卒業制作展2017」
約9年前、当校へはIT技術者の新卒採用のため訪問したことがある。結局この時は応募が無かった。それ以来毎年見ているつもりだ。 今年もグラフィックデザイン科の学生60名、マンガ・アニメーション学科73名、 CG・ゲーム学科49名、建築学科13名、インテリアデザイン学科28名、商品企画デザイン学科25名の修了・卒業制作が並ぶ。フィールドに近い、すぐにでも使えそうなデザインが多い。広島にこんな専門学校があることは誇れることだ。ヤマザキマリさんが言っていた。「油絵では食っていけないからマンガ家になった」。ガンバレ、若いクリエィターにエールを贈る。

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2017/03/09

ギャラリー風来坊No.7

会期:2017年3月9日(木)~3月16日(日) 会場:福屋八丁堀本店7階ギャラリー101
『積山ミサ 版画展』
ここは広島一の老舗百貨店の7Fにあるギャラリーだ。過去幾多の有名人もここで個展をしている。久々に今日は「積山ミサ 版画展」に足を運んだ。凸版(木版画)、凹版(銅版画)、平版(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)の4版種すべての技法で制作を続けている。筆者とは八千代の丘美術館の同期入館以来、いくつかの個展を鑑賞してきた。今回は、これまでの「ヒガンバナ」(木版画)に加え、「抽象画」(銅版画)までと表現の幅が広がっている。約35点の作品が並ぶ。彼女はまだまだ進化を続けている。

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2017/02/23

ギャラリー風来坊No.6

会期:2017年2月21日(火)~2月26日(日) 会場:広島県立美術館 県民ギャラリー・ギャラリーG     「広島芸術学会芸術展示 第10回不在の存在論」   地域に根差した学会として広範に活動を続けている広島芸術学会。事務局を広島大学大学院総合科学研究科に置く。今回は設立20周年を機会に規模を拡大し、隔年で実施している「芸術展示」が2か所で行われている。 今回のテーマは「不在の存在論」。広島芸術学会会員と広島ゆかりの招待作家を併せた、 17名の作家たちの作品が2か所の会場で並ぶ。広島に住まい、思索を深めてきた作家ならではの「不在」を表現した作品群は、今度は強固な「存在感」を感じる。「絵を読む」とはこのことかも知れない。  外に出てみたら小雨が降り出していた。今日は次第に強くなる予報だ。愛車にまたがりまっすぐ家に帰るとしよう。ギャラリーGと友人の個展は次回としよう。

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