書 重本天空
Shigemoto Tenkuu
書の古典を大切にしつつ、新しい感覚を織り込んで、
現代に活きる作品を書きたいと願っています。
慕 響
礼をもって賢者を招き用いる
（斑固）
尽君歓
あなたの款待を十分に受ける
（杜甫）
処 順
一切を自然のままにふるまう
（荘子）
吉 夢 めでたい夢
（詩経）
蕩 春 心
春のもの思いが消える
（枚乗）
出 藍
青色は藍という草から取ったものだが、もとの藍よりも青い。弟子が師よりも勝ること。
（荀子）
顧愛
（正法眼蔵）
変則通
（易経）
無 為
麟鳳遊
古えには、めでたい象徴である麒麟や鳳凰が気ままに遊び回っていた。
（孔子）
淑懿
善美の徳
（後漢書）
礼義
礼と義。人が行動するにあたって守るべき礼義と正しい道
（周礼）
祥鳳
めでたいしるしに出る神鳥
（淮南子）
天法道
天は真の道を手本としている。
（老子）
漫遊
心のままに遊ぶこと。
（元結）
第二十九回
天游文会書展出品
飛龍乗雲
（韓非子）
Topics
Profile
日展会友
読売書法会理事審査員
読売準大賞受賞
謙慎書道会常任理事審査員
寄鶴文社常任理事
広島県書美術振興会副理事長
ひろしま文化功労者表彰受賞
呉市書道協会理事長
呉市功労章受賞
聖筆書道会会長
月刊「書林」「学生書林」誌発行
広島県呉市焼山西2-14-29