アトリエ訪問第1回 日展評議員 三原 捷宏氏No3

何故油絵を描き始められたかとお聞きしたところ、油絵が好きで描きたかっただけ、そして高校時代の先生が油絵を教えておられ、その影響を受け現在に至っているとの事であった。

  小生が一番関心のあったことであるが、三原氏は「海」を描き続けておられる。高校生時代より、「廃船」とか「港」といったもの、そして「海」に惹かれて筆を取っていた。油絵を書き始めたころより「海」。その魅力について三原氏は、ただ、塞がれる空間でなく、開放される空間がいい。安心が有り、憧れが有ると語って戴きました。

  無我夢中で描いてきてふと振り返ると「海」の絵を描き続ける自分がいた。
  海は豊かな表情を持って見飽きないので続けています、と。

  只今、制作中は本年日展出品作品の「晩夏」130号

  最後にメッセージを戴きました。
  「大それたものでは有りませんが、継続してやっていくことでしょう。」

  長い間大変お忙しい中お付き合いをいただき、有難うございました。

<原 敏昭>

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取材中の風景