アトリエ訪問第7回 進藤 正則氏

プロフィール
・(財)日本書道教育学会評議員
・(社)全日本書道連盟評議員
・文部科学省認定硬筆・毛筆検定広島県審査委員長
・(社)岡山養和書道院副会長
・広島県書道教育協会理事長・審査委員長
・広島天満書道祭審査委員長
・中国新聞中国地区書き初め大会審査委員長
・読売新聞紙上書道広島展審査長
・広島県書道研究会会長
・書の友社 運営委員
・窓竹書道会会長
・広島県教育賞
・元 岡山大学講師

  春とは名ばかりの寒い3月末、市内から北へ行ったところに先生のご自宅があります。純和風の建物で周囲には庭園、その中には茶室もあり、周辺の山々も取り込んだ素晴らしいお庭です。

  さて、玄関から入り(実は勝手口でした)先生に案内されて部屋に入ると何とその広さは30畳ほど!(ここでカーリングが出来る!!)恒例の製作風景をお願いしたところ、すぐに快諾して頂きました。

  毎年1月中旬(今年は1月15日)に開催される中国地区書初め大会を指導されているが、今年も三千名近くの小学生から高校生の参加があり、皆、真剣に取り組んでいた。大部分の生徒は市販の墨汁を使っているそうです。

  先生に尋ねると今はほとんど市販の墨汁を使用しており、プロでも使っている人もいるそうだ。 先生曰く、やはり墨汁は古木を使った墨のほうが一本一本色が微妙に違うし、面白さがあるとの事。そして硯を使うときは力を入れず、病める婦人の如くやさしくする事です。(参考までに)

  来年の正月も書初め大会が開催されるが、先生は全ての子供達に平等に賞をあげたい、是非又、大会には多くの子供達が参加してほしいとの事でした。

<写真・文/川本>

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取材中の風景